安産と言われたけども、しんどすぎ～出産の記録～

子どもを産みました。

出産が人生で一番痛いという人が多いようですが、マジで痛かったので記録を取っていた分を公開しておきたいと思います。

記事数稼ぎなんかじゃないですよ！！！

ざっくり出産の情報を公開すると、、、

・予定日を1週間超過！

⇒一日遅れたら入院して促進剤使用予定！？

・破水開始

・病院到着から出産まで8時間半

・本格的な陣痛からは5時間程度

というびっくりするほどの安産ではあったのですが、非常に辛かったです！！！

破水！？

深夜4時ごろ破水。

薄ピンク色の液体がドバっと出てきました。量はズボンに滴る程度。

意識ははっきりしていて、健康体から何も変わらず。

痛みは若干あり、張りがいつもより強めにあった程度。

ここから準備をしている間も水が出る感覚が続きます。

量が多いタイプの人間なので、ほとんど生理の多い日と変わらない状態でした。

病院到着

荷物を看護師さんに渡し、検尿をしました。

相変わらず強い痛みはないものの、腰が痛くなり始めます。

横になっててもほんのりと腰が痛くなり、破水なのか確認するために検査をします！と宣言され、ちょっと怖がっていました。

破水確定！！

1人で陣痛が出るようになるまで待機の指示が下ります。

病院まで送ってくれた母に帰ってもらい、待機をしました。

NSTで子どもの心音を確認している間、ほんのりと痛みがあったものの、これが陣痛なら出産も余裕では？と舐めたことを考える。

部屋で休憩

破水から1.5時間後。病院到着から1時間くらいで部屋に案内される。

陣痛室でも出産する部屋でもなく病室での待機になりました。

破水から始まっていたため、抗生剤を飲むように指示がありました。

この時から水は提供されず、自分で持参した水(ペットボトル)を飲むように指示されました。

ひと段落したので休んでいたものの、相変わらず水が出続ける感覚がある。

陣痛が始まる！？

6時半ごろから陣痛が始まる。破水から2時間ちょっと、入院から1時間半くらい。

3~5分に1度ほど、1分ほどの痛みが来るようになりました。

深呼吸でなんとか耐えられるくらいの痛みですが、頻度が高いのがとにかく辛い。

この時のメモに「これよりも痛みが増すなら、世界を呪いそう」と書いてある。

終わってから思うけど、こんな弱い痛みで嘆いてたら出産なんて終えられないよ...。

朝食が提供される

8時頃、朝食が提供されました。

苦手な魚と納豆と...。とにかく量が多く豪華でした。

大体7割くらいは食べ切れて、この時も陣痛が続いていました。

2.5分間隔で40秒くらい痛んでいる状態でした。

陣痛があるのは良い兆候！と言われたものの、すでに泣きたくなるくらいの痛み...。

回診と共に陣痛室へ

回診で来た先生に連れられ、診察をするついでに陣痛室に行きました。

NSTを付け始め、このタイミングで促進剤を入れることになりました。

旦那の到着が遅れたため、促進剤使用の同意書を付き添っていた母に書いてもらいました。

点滴が怖かったものの、既に始まっていた陣痛や出産の痛みから考えたら何とか我慢することが出来ました。

旦那到着！！

正直、旦那に代わるよりも母のまま励ましてほしい、と伝えていました。

が、助産師さんに否定されて旦那に代わる。

何とか交代したので付き添ってもらって何とか陣痛に耐えました。

だんだん強まる陣痛、隣から聞こえる叫び声

この頃から陣痛が来るたびに「痛い！！！痛い！！！」と叫んでいました。

隣の部屋でお産が近い人が入ったようで、叫ぶ声が部屋にまで届いてきて不安に襲われ...。

ちょうど助産師さんが「このペースなら大丈夫そうね」と言い残し部屋を去っていったのですが、隣の部屋には付き添っていたようでまだ出産が遠いことを知る...。

陣痛は本当に酷い腹痛くらいの、叫んで時が過ぎるのを待てるくらいの感覚でした。

死ぬほど痛かったけど、まだこの頃は耐えていた。

イキみ始める

だんだん股に違和感を覚え始め、勝手に痛むたびに力が入るようになってくる。

子宮口10センチになってからだったためか、「イキみたくなったらイキんで！」と指示をされました。

少しずつ物体が出ている感覚があるものの、股が裂ける！！！と思ったくらい痛い。

陣痛と言うより出す痛みって感じになってくる。しかし、このタイミングでももちろん陣痛は続く。

休まるタイミングがあるのでその時だけ落ち着いてしまう。

そして何故か酸素マスクを着けられ、死人のようになった写真が残っている。

出産！！

おぎゃあと声が聞こえればこっちのもん！！！

頭見え始めてからは1時間くらいかかったものの、頭出てきてからは10分とかからずに出産しました。

カンガルーケア希望していたので産まれてそうそうに乗せて頂いたのですが、「重い！！怖い！！」と叫んでしまいました...。

残りを出す、股を縫う

お腹を押されながら、胎盤の残りを出したり悪露を出したりしました。

このタイミングが痛いというより気持ち悪いので、なかなか耐え難かったです。

そして、頭までは順調に出ていたものの、肩が出てくるタイミングで股が裂けたとのことで縫われました。

縫うだけだと激しく痛くはなかったものの、毛を抜かれる程度のチクチクとした痛みはありました。

その都度「痛い！」と叫んでたらお医者様に「どこがどのように痛いですか？」と聞かれてしまい、「痛いではなく怖いですね」と自分の発言を修正するなどしました。

出産は、耐えられない痛みじゃない

ここまで色々と書いて、心配になりそうですが、出産の痛みは耐えられました。

もちろん、今回は傍から見たら超安産だったということで痛みも辛さもあまりなかった可能性が大きいですが、それでも何とかなりました。死ぬほど痛かったですが。

巷に溢れるレポを見ると不安になると思いますが、勇気をもって取り組んでほしいと思います。

誰もが言う通り「産んで出すしかない！」という戻れなさがあるので、やるっきゃないです。

頑張りましょう。

以上、痛みに弱いと思っていたら「意外と冷静」という評価を貰った彼女でした！

死ぬほど取り乱したと思っていたら会話が成立したからか冷静という評価を頂きました...。なんということか。