今週のお題「おとうさん」
昨日引っ越し本日二度目のGとの対峙を果たし早々に引っ越しを後悔しております。
ブラックキャップは置いたけど、効果いつ出るのやら、、、改めまして。彼女です。
皆様は、ちびまる子ちゃんを漫画で読んだことありますか?
前半巻に載っているほのぼの劇場、さくらももこ先生の実体験から描かれているこれらの話はちびまる子ちゃんのコミカルな面白さだけでなくしんみりさせられる、人間を描いた話となっております。
その中でも3巻に『ひとりになった日』という作品が載っています。
短大を卒業し、初めて上京し、一人暮らしをする。
お手伝いに来たお母さんが帰ってしまい、本当に一人になっていく。
大人になったことを痛感させられる、というお話です。まとめるとこうなるのですが、読むとなかなか身につまされるものです。
一人暮らし、始めました
冷やし中華ではありません。父の日前日から始めるなんてなんと酷い娘でしょう。
家からの距離で言えば電車で1時間半程度ですので帰ろうと思えば帰れなくはありません。今まで通ってた彼氏君の家の近くなんで気合で往復も余裕です。
が、しかし。自分で契約し自分で家電も選び、金銭的に少し援助してもらったものの家具なども整えてしまいました。
来週には住民票も移すので、晴れて世帯の計算から抜けてしまいました。
こんなこと書いている間にも涙がにじんで、、、
優しい(ちょっと過保護な)父
私の父はちょっと過保護です。今回の引っ越しもがっつり手伝ってくれて、エピソードは省きますが、いろいろ見てくれて。そんな父に頼り過ぎたくなく、一人暮らしを決意したのもあります。
初めて就職したとき、心配なのか徒歩10分程度の最寄り駅まで毎日迎えに来てくれた父です。娘のやりたい事には、心配はしながらも反対をしない、そんな父でした。
父との思い出
多すぎて書ききれないですね。
小さい時、子供は毎週何かさせてあげたいものとして一生懸命いろいろ調べてくれてなんでも体験させてくれました。乳しぼり、気球乗り、お菓子作り、工場見学、アスレチックに果物狩り、思いつく限りのアクティビティの経験があるのは本当に父のおかげです。計画性も高く行動力も子供への愛情も、他の人に負けない人でした。
少し、時間とか計画に厳しすぎて怖がっていたのも今ではいい思い出です。
ひとりになった日
実際の、漫画では別れを惜しむ相手として出ていたのはお母さんでした。
もちろん、私も母とは仲が良いですし、母との別れもつらいです。それでも、パパっ子だった上の子ですので、やはり父との別れが寂しいです。
今、父が55歳として。日本の平均寿命が約85歳。後約30年。
その間に一人暮らしして平均的に帰れるのが盆休み5日、年末年始5日としたら10日間。
あと、何回父に会えるんだろう。
今までも一年間留学とか、旅行で長く開けるとか、良くしていたけれど、やっぱり家を出る場合戻る場所が変わると云う事ですよね。
自分の居場所、帰る場所が変わった。ホームが実家ではなくなる、と思うと本当に涙が止まらなくなってしまいました。昨日のことです。
あぁ、大人になったんだなぁ、って。
もう、あの頃には戻れないんだなぁ、って。
毎週末、次はどこに連れて行って貰えるんだろうってわくわくしてたあの頃は戻らないんだなぁって。
もちろん、大人になったから出来るようになったこと、一人暮らしでしか出来ない楽しみもいっぱいあります。でも、どうしてもあの頃のことばかり思い出して、、、。
今これ書いていても、涙が出てくるくらいです。(笑)
ひとりになった日、というのはまた一歩大人になった日、でもありますね。
そしてお父さん。
いつも本当にありがとう。
これからも、帰れる時には帰ろうと思います。
どうか、長生きしてください。
無理だって、分かってるけど、出来るだけ老いないでください。
帰るたびに背中が小さくなる、なんてブログに書きたくないです。
また、太ったんじゃない、くらい言えるように、元気でいてください。
面と向かってはなかなか言いづらい娘より。