いつぞや、梅酒を漬けたというブログを書いた記憶があります。
梅仕事はなかなか減らないし彼氏君も苦手なものが多いのであまりやらないよう我慢していたのですが、思っていたよりも梅干しを漬けるのが簡単そうというのを読んで、いてもたってもいられなくなりました。
と、いう訳で今年(2023年)は梅干しを簡単に、ジップロック(正確にはIKEAのISTAD)で漬けたので備忘録がてらブログに残しておきます。
- 南高梅 1キロ 980円
- よく洗う
- 洗ったらしっかりと乾かす
- 1つ1つ拭きながらヘタを取る
- 焼酎少々と塩18%を入れる
- 丁寧にひっくり返して梅酢が上がるのを待つ
- ジップロックは失敗が少なくできる
- 干すのは7月になってから
- 食べられるのは半年後くらい
- 梅仕事の魅力
南高梅 1キロ 980円
今回は地元のスーパーで梅が売られていたので買いました。
青梅に比べるとちょっと高かったですが、3店舗回って納得した店で購入。
安いと小さかったり、傷が多そうだったり、青梅っぽいのが多かったりとなかなか難のある商品もあったので、今回はちょっと贅沢に。
ちなみに近所のスーパーでは5キロ単位でも売られていましたが、今回はそんなに漬けて失敗が怖かったのもあり、ジップロックに入りきらないのもあり、1キロだけ購入にしました。
割高になっちゃったけど仕方ないね!
よく洗う
完熟梅を使う場合はあく抜きいらないのでさっと梅の実を傷つけないように洗いました。
食器用に使っている洗い桶を借りて、サクッと洗ってみました。
水を張ってまとめて入れて、流水で一個ずつ手でちょこちょこっと擦ってみました。
これで洗い足りてなかったら悲しい。
梅干しを作る時の梅は結構傷つきやすいので、洗いすぎてもだめらしいです。
洗ったらしっかりと乾かす
時間があればこのまま2~3時間放置で乾かしても良かったのですが、諸般の事情からすぐに拭きながら処理しました。
ちゃんと青い実がなく、完熟した梅を中心に買うことが出来たのが分かりますね。
ここで水分が残ってしまうと、カビの原因となり梅干しづくりが失敗となるため、怖い時には時間をかけて乾かしてもいいと思います。思いました。
1つ1つ拭きながらヘタを取る
時間取って乾かしても、時間取らずに拭いてもどうにかなるはず。
という事で今回は拭きながらヘタを取りました。
特にヘタが付いている場所は水が残りやすいので、念入りに拭くことを意識しました。
子供の頃、梅酒や梅ジュースを作る祖母を手伝っていたので、ヘタを取るのは難なくできました。良かったね!
この時に、傷んでいる実がある場合には必ず弾いて梅ジャムなどの用途に使いましょう。
今回は幸いなことに傷んでいる実がなかったのでそのまま続行しました。
焼酎少々と塩18%を入れる
焼酎は、入れても入れなくてもいい。なんなら1個ずつ梅酢にくぐらせると味を邪魔しない。
が、初心者なので失敗予防の方法はすべて試したかったので焼酎50㏄(より気持ち少な目)を入れました。ちょうど家にあったので父のイモ焼酎を拝借して。
塩に関しては、10%くらいから作れるそうですが、18%以上で作ると失敗率が下がり、保管も常温でしやすくなるとのことだったのでとりあえず18%で挑戦。
梅1キロに対し、塩180グラムと焼酎50㏄入れて揉みこみ。
そして空気を抜く。むせたけど。
丁寧にひっくり返して梅酢が上がるのを待つ
ジップロックでやったからか、24時間経過時点で既に半分くらい浸かる量の梅酢が出てきていてビビる。
大体2~3日かけて梅酢が上がってきて漬けたい梅全体を覆うので、それまで2~3回/日回転させたりゆすって塩を行き渡らせたりする。
梅酢が上がるのが早いからか、なかなか塩が溶ける様子がなくてちょっと焦ったりするものの、26時間経過時点ではかなりいい感じになってきている。
全体が浸かるくらい梅酢出てきたらそのまま放置でOK。
赤くしたい場合は紫蘇を入れるけど、今回は白梅干しを作るので省略。
ジップロックは失敗が少なくできる
らしい。
菌が入りにくいし、梅酢が上がりやすい。密閉しやすい。
しかも、大きな樽と違って入手も処分も簡単に出来るので、梅干しづくりに興味はあるけど、道具がと躊躇している人がいたらやってみて欲しい。
干すのは7月になってから
3日ほど晴れの日が続く日に、外に干す。
ちなみに無理だなって思う人は梅漬けという名称になるが、干さないバージョンもあるらしい。
とりあえず私は時が来たら干してみようと思っているが、子どもが産まれて忙しければまぁ梅漬けでもいいかなくらいの緩い気持ちで取り組んでいる。
ちなみに土用干しは三日三晩外に出しておく流派と昼間だけ出しておく流派、梅酢に戻す流派と戻さない流派があり、めんどくさそう。
食べられるのは半年後くらい
大体土用干しが終わってから3か月程度で食べられるようになるとのことですが、味がなじむのは半年後くらいらしい。
なので、今漬けても12月にやっと食べられるのか。先だな...。
ちょっと楽しみにし過ぎているところがあるので、がっかりしないで楽しみを継続させながら梅干しを堪能したいと思います!!
梅仕事の魅力
梅の価格と手間を考えていくと、梅酒も梅干しも梅ジュースですら購入した方が圧倒的にコスパも味も良いです。
それでも梅が店頭に並び始めると梅仕事をしたくなる魅力があります。
自分好みの味に作れるのはもちろんのこと、愛着が湧き食べるの/飲むのが楽しみになるという魅力があります!
丁寧な暮らしが持てはやされている中で、手間ではあるものの挑戦したら意外と楽しい梅仕事、あなたもやってみませんか?
以上、彼氏君が食べないのでこの量の梅干しを1人で消費予定の彼女でした!
とはいえ、個数的には大したことないのであっさり食べ切れそうですが。