生きる記録

feel so good

【書評】人生の9割は逃げていい。【感想】

寝坊したら電車もいつもと違う感じになってるし、6時半前だったのにすでに半満員くらいに(分かりにくい)なっていたし、踏んだり蹴ったりな彼女だよ!

毎日読書の4日目は『人生の9割は逃げていい。』。

メンタル落ち込み気味な今にちょうどいいんじゃないかと思って読んだよ!

 

 

 

 

この本がおすすめな人!

・逃げたいことがある人

→実例を持ち出しつつ、逃げていい理由を教えてくれます。

多くのことについて触れているので、琴線に触れる逃げ方があります!

・今の環境を変えたい人

→自分の現状に不満があり、変えていきたい!と思っている人におすすめ。

実はこれ、逃げていいんだ!と気づくことができます。

・人生の能率をあげたい人

 →少しエッセンシャル思考的な話があります。

きちんと優先順位をつけることによって、人生を効率的に成功に導くアドバイスがいっぱい!

 

作者 井口晃さんについて

井口 晃(いぐち・あきら)

リッツコンサルティングPTE.LTD. 代表取締役。東京生まれ、ロサンゼルス在住。

中学・高校時代にいじめられ、5回もの転校をくり返す。「自分は生きている価値がないんじゃないか」と人生に絶望し、家族・友人などの人間関係から逃げるために20歳でニューヨークに留学する。うつや自殺未遂を経験して逃げるように帰国。

その後、なんとか自力で英語セミナーを始めたことをきっかけに起業する。「やらないこと」を明確にしてエネルギーを一点集中することの大切さに気づき、それを実践することで、ビジネスや投稿で次々に成功を収める。

 

公式より

 

元々文章を書くのは苦手だった、と文中にあったのですがとてもわかりやすく読みやすい文章でした。

 

本の内容ざっくり紹介

エッセンシャル思考的なこと、好きなことを見つけるための逃げ、環境を変える重要性を記した本となっている。

逃げ続けたご自身の体験談から始まり、なぜ逃げた方がいいのか、仕事のこと、人間関係のこと、お金のこと、自分のことと分けて逃げるべきことが記載されている。

「逃げる」という印象的な言葉を使いながら、自分の環境を変えるためにはどんなことをすべきか、能率を高めるためにどんなことをすべきかなど記載されており、分かりやすく学べるようになっている。

また、各章の中に見開き簡潔のトピックがあり、区切りをつけやすく読みやすい本となっている。

 

自分の心に残った話紹介

・逃げない方がハイリスクな時代に突入している

→個の時代になっている、というのは意識していましたが、確かに油断して何も対策をしていない方が、その後の将来にこけやすくなるということを意識するようになりました。

・全ての人、仕事を大事にはできない

→ちょっとエッセンシャル思考のような感じですが、その通りです。

みんなに好かれよう!とすると誰からも好かれることができない。つい八方美人になってしまう自分は注意が必要だと思いました。

・知識がありすぎると、行動できなくなる

これも自分に刺さりました。

つい、気になることがあると調べる癖がついていますが、できるだけやりたいことは調べないでやってしまう方を取っていきたいと思います。 

 

感想

精神的な、逃げても大丈夫だよ、ってアドバイスをしている本ではなく、逃げてこうやって成功しよう!というビジネス本でした。

視点が逃げるにフォーカスされているので面白く読むことができ、「確かに自分も逃げたい!」と思う話が多かったです。

前回読んだ本でも成功者の本ばかり参考にしてはいけないとあったので、今すぐ、真似をして逃げるかと言われたら難しいですが、本当に嫌なことからは逃げる練習をしていきたいと思いました。

頑張って逃げる!ぞ!!

 

彼女的評価

★★☆☆☆

一番興味のあった逃げてはいけない1割に何も触れていなかったです。

これを読んだからこそ置かれた場所で咲きなさいを読んでみたくなりました。

逃げていいこと全部を網羅することがメインになっていて、1ページあたりの情報量が極端に少なくなってしまっていたのが残念です。