無神論者です。彼女です。もう眠くて限界なのでさっくりまとめます。
キリスト教のシスターが書かれた本『置かれた場所で咲きなさい』。
人生は9割逃げていいを読んだからこっちも読もうと思いました。
この本がおすすめな人!
・生き方に迷っている人
優しいシスターの思考と言葉で、自分の道を、生き方を見つけることが出来ます。
宗教にハマっていくのも分かります。
・優しい言葉が欲しい人
シスターが実生活の中で感じてきたこと、自分の血肉になったことを伝えてくれています。すべて、自分を見つめる優しい言葉です。
・心に穴が開いてしまった人
本の中にも出てきますが、自分が傷ついたとき、つらい時こそ染み入ることがあります。
この本ではそんな言葉に出会えます。
作者 渡辺 和子について
渡辺 和子(わたなべ かずこ、1927年2月11日 - 2016年12月30日[2])は、キリスト教カトリック修道女 (修道女名:シスター・セント・ジョン[3])。 学校法人ノートルダム清心学園理事長。北海道旭川市生まれ。
wikiより
今回読んだ『置かれた場所で咲きなさい』は2012年の発行以来200万部を超えるヒットとなりました。
多くの宗教的な内容が、現実に即して書いてあり入りやすい本です。
本の内容ざっくり紹介
36歳という若さで、経験もなく学長に抜擢された渡辺さん。
そんな彼女が一人の宣教師の方からもらった短い英文の詩。
Bloom where God has planted you.(神が植えたところで咲きなさい)
「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのだ」
その後の学長生活を通じ、自分が体験してきたこと、生徒たちから言われたことなどをまとめ、みなさんに伝えやすいようにした本です。
宗教的な考え方、だけじゃないご本人の考え方も入っているので読みやすく、腑に落ちやすいです。
自分の心に残った話紹介
・他人に影響され不幸せになるなら、私は環境の奴隷でしかない
自分の行動で幸せを獲得しない限り、環境に影響され続けることになる。
人生は思うようにいかないからこそ、自分の努力で変えていける。
・苦しみの峠にいる時、そこからは必ず下り坂になります
よくある言葉ではあるけれど、うつになっても諦めず、どんなにつらいことがあっても諦めないで行きたいと思う。
が、正直どこが峠か分からないからしんどいのがうつ病だよなーって思ったり。
・いのちは大切、よりもあなたが大切
言葉をかけるときに、一人の『あなた』を大切にすることが命を大切にすることよりも重要になってくる。
人に認められて初めて人は生きようと思う。
感想
ちょっとまだ早かったかな?
あまり、言葉を響かせることが出来ませんでした。
これが体が不自由になり始めていたり、大切な人と生きていくときに必要だったりしたらまた違った感想になると思いました。
言葉自体は響くものもあれば、うーん?となることも多かったというのが事実です。
また、無神論者なので神が見ている、と言われるとどうしても信じられなくなって自分の中で白けてしまう、というのも問題でした。
彼女的評価
★★☆☆☆
読む人によって大きく評価の変わる一冊。
正直、キリスト教に全く共感できない人が読むと無駄本になってしまうかもしれない。
反面、老いについては多くの言葉があるので、響きやすいかと思った。
以上、最近少しユダヤ教に興味がある彼女でした!
実際、宗教にあまり興味はないけど、勉強する動機づけにユダヤ教良さそうかな?くらいです。