読書感想文、それっぽい事しか書けずにいた彼女です。今も変わりませんね。
今回はタイトルに入った【吉祥寺】の文字列に惹かれて『吉祥寺よろず怪事請負処』を読んだので感想文を書いていきたいと思います。
作者 結城光流さんについて
結城光流(ゆうき みつる、8月21日 - )は日本の小説家。 現在、角川ビーンズ文庫にて『少年陰陽師』シリーズを連載中。
wikiより。
少年陰陽師シリーズ、恥ずかしながら全く存じ上げませんでした。
59巻まで出ていてアニメ化もされているそうです。
あらすじ
吉祥寺で「栽ーSAIー」という庭師の丹羽家がいる。
主人公の保は大学生。
家は八王子だが、大学に通うために小さい頃から行き来している吉祥寺に居候している。
もう一人、主役となるのは啓介という庭師。保から見ると兄貴分的な存在。
保は知らなかったけど、実は啓介は「陰陽師」だったのだ。
保の身の回りに起こる不思議な出来事と、陰陽師の啓介の態度に翻弄される面白い話。一話目では大学の同級生の家に大量発生した虫を駆除する。
そこから徐々に啓介の能力が明らかになっていく。
感想
思っていたよりもホラーが抽象的で怖かったです。
表紙や導入文からは想像出来ない本格ホラーシーンがちらほら。
1巻ではわざとなのかもしれないけれど、明かされないところが多く、それも怖さを誘っていました。
初めのうちは人物の描写も少なく、読みづらいのですが、後半に行くほどキャラが立ち読みやすくなります。
彼女的評価
★★☆☆☆
2巻以降に期待しています。
が、この本だけだともやもやが多すぎるかなぁと思いました。
吉祥寺に住んでいると店とか地名とか分かってちょっと面白かったです。
が、そこまでで、このセリフが!とかこのシーンが!という熱くなるところがなかった。
以上、久しぶりにラノベっぽいのを読んだ彼女でした!
結構もやもやが残ったので続きを見るかここで辞めるか迷ってます...。