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【書評】読書する人だけがたどり着ける場所【感想】

読むべき本迷子になっている彼女です。

30日続けたらやりたいことリストが1つ消化されるんだ…。

ということで今日は『読書する人だけがたどり着ける場所』を読みました。

 

 

この本がおすすめな人!

・読書をする意味を探している人

前書きから随所に至るまで、なんで読書をしなければいけないのか?

どうして本がいいのか?ということに触れられている。

誰でも自分に合った理由を見つけられると思う。

 

・金魚より長い集中力を持ちたい人

マイクロソフト社による研究として金魚の集中力は9秒、人間は8秒で金魚に劣る。

読書をしなくなった現代人は金魚よりアテンション・スパンが1秒短い!と言われている

こことかでも否定されているし、エビデンスを見つけられないので話半分に納得した方がいいかと思う。タイム誌も間違えることはあるさ。

 

・本を読むのを先延ばしにしている人

この本を読むと、「ヤバイ、本読まなきゃ!」という気持ちになることができます。

積読本とか読みたい本が溜まって「忙しい」って言い訳してるあなた!読んでみてはどうですか?

 

作者 齋藤 孝さんについて

齋藤 孝(さいとう たかし、1960年10月31日 - )は、日本の教育学者、著述家、明治大学文学部教授。

Wikipediaより。情報少なすぎる。

 

彼氏くん「脱力タイムズの人だ!」 

テレビに出ていたり、多くの著書を出されていたりと精力的に活動をされている方です。

私の中では大人の語彙力ノートの人でした。あとこの本。

ご本人公式のHP更新は2011年で止まっており、wikiは荒らしっぽいコメントもあり、とまとめにくい感じになっていました。

 

本の内容ざっくり紹介

読書する人が辿り着ける、深みへの行き方を教えてくれる本です。

どんな読み方をするか、どんな本を選ぶかの基準を考えるきっかけになります。

 

また、読まないことによる弊害についても知らせてくれているので恐怖モチベーションを煽られます。

 

自分の心に残った話紹介

・ポップを作成してみよう!

読書をして終わり!ではなく人と話したり意見を交換することで深みを持たせることができます。

このご時世では短い文章の方が抵抗ないと思うので、ポップを作ってみるといいでしょう!

と、ありました。

確かにメモとか取りつつお勧め文を書くと記憶に残りやすいよなぁと思います!

 

・人間の集中力は金魚より短い!?

これは実際眉唾論文みたいです。そもそも金魚の集中力なんて測れないし…。

とはいえ、もし本当にこんな実験あったら面白いですよね。

読書の方が刺激が少なく集中しやすいってのはありそうなので誰か実験方法確立して〜。

 

・インターネットの文書に対しては読者でなく消費者

これは面白いと思いました。

確かに取捨選択して、自分に必要なものだけを消費することが多かったです。

 

感想

前書きがすべてでした。

って終わったら良くないので補足をしたいと思います。

自分は結構本を読むのが好きで読んできた方だと思っていたのですが、、、

古典などの深い本を読んでこなかったことを痛感させられました。

今でこそ、Twitter、ノート(noteのサービスじゃなくジャポニカ学習長に書いてる)、ブログ、彼氏くんとの感想共有と、アウトプットを心がけています。

が、前はとにかくひたすらインプットをしているだけで、忘れていました。

ただ、ぼーっと読むだけではなくちゃんと深く読み込み、自分の血や肉にすることが重要だと、改めて気づかさせられる本でした。

 

彼女的評価

★★★☆☆

金魚の話を初め、前書きから引き付ける文章が多かったです。

反面、終わりに向かうにつれ内容が重複する部分も出てきたかな?と思ってしまったのはきっと私の読書が浅いからなのかな…。

また、結構説明自体ふわっとしてる場面もあったように感じてしまいました。

深く読み取る力が足りていない状況だと、少し重すぎるかもしれないです。

 

 

以上、三日坊主にならなかったことを感動している彼女でした!

読書する意義、とか読むとちょっと読書頑張ろうかなって思えるよね。