おはようございます。彼氏です。毎回この挨拶だなー…。変えたいんですけど、それ以外思い付かないんだ…。
最近は就活で心も体も財布もすり減って、中々自分の活動にあてる時間が少なくなってきてます。プログラミングとか動画編集とか色々とやりたいことはあるのに…。ただ、そんな就活でも色々得られたことはありました!今回はグループディスカッションのコツについて説明してみようかなと思います!
グループディスカッションとは?(一応ね)
4-6人でチームを組み、お題についての戦略を考えるものです。最後に社員さんの前でプレゼンし、フィードバックを貰うこともあります。複数人を一度に見れることもあり、就活の選考の早い段階で行われることが多いです。この記事では以下GD(group discussion)とします。
大きな流れ
①設問の確認、時間配分設定
②仮定の設定
③データの分析
④戦略策定
⑤まとめ、発表練習
GDの大きな流れは上のようになります。これはどんなお題でも使えるので、覚えておきましょう!一つづつポイントを説明していきます。
グループディスカッションのポイント
今回は仮にテーマを「国内のメガネ本数を推定し、新商品を考案せよ。(1h)(5分プレゼン)」とします。先述の流れに沿って考えてみましょう。
①設問の確認、時間配分設定
GDの流れは、推定→考案→プレゼン練習 となると考えられます。今回のメインは新商品考案なので、それぞれ15分,35分,10分とします。時間配分に正解はありません。ですが、「何に時間をかけるべきか」を間違えないようにしましょう。そのためにも、思考に入る前に時間を配分することが大切です。
②仮定の設定
仮定を置くときに一番大切なのは「迷わないこと」です。今回の推定には情報がありません。メガネ本数=人口×所持率×所持数で表されます。ですが、この問題の場合、人口が1億でも1.5億でも変わりません。さすがに10億と置くとやりすぎですが。所持率も同様で、「10人中4人くらいかな…?」とかで構いません。
③データの分析
分析をする際に大事なのは「何がしたいか」です。戦略を決めてから、それに必要な粗さの分析をするのが最も効率的な方法です。先ほど述べた「大きな流れ」と矛盾するように聞こえるかもしれません。結論から言うと、矛盾しません。具体的な話ではなく「仮説」を持つべきなのです。詳しくは本を読んでください。
仮説を持たないと何が起こるのか。分析の怖いところは終わりがないことです。人口はどこまで細分化するのか?男女?年齢?職業?収入?住所?いくらでも深掘りできます。無限に時間があるのならいいのですが、そうではありません。限られた時間でどこまで掘り下げるのかを決めるためには、どんなデータが必要なのか「仮説」が必要なのです。
④戦略策定
さて、データを分析した結果が手元に並んだと思います。ここでは大事なポイントを3つ挙げようと思います。
・議論を進める。無駄な時間をなくす
初めはどこから手を着けていいかわからず、皆が沈黙してしまうことがあります。その時間はとても勿体ないです。そんな時はアイデアを発散させる時間にしましょう。思ったことをどんどん言っていき、それらをグループ分けします。方向性を決めるのはそこからでも遅くはありません。プレゼンの時に論理が通っていれば問題ないです。
・ロジカルに
とはいえ、議論中も選考は行われています。論理的に議論を進めることで、いい印象を与えることができます。具体的には、MECEやマトリクスを活用することがいいでしょう。先入観を持たずに、頻繁に議論を振り返ることで話に穴が無くなります。
・アドバイザーを活用する
GDの中には、わからないことは社員に聞いてみてねっていうパターンのものもあります。その場合は遠慮せず、どんどん質問しましょう。もちろん自分達で考え抜いた上で、ですが。5分も10分も一つの問題で止まるくらいなら、早々に見切りをつけてアドバイスを貰いましょう。その先の議論で評価されればいいのです。
⑤まとめ、発表練習
グループの代表、発表者がプレゼンの練習をするための時間です。しかし、発表者以外でも存在感を示せる場面を忘れてはなりません。質疑応答です。
質疑応答で最も良くない回答は「考えてませんでした。」です。自分達の理論に穴があったと認めることになります。それを防ぐためには、この時間の発表者以外の人の働きが必要になります。出揃った資料・論理・仮説を客観的に見て、想定される質問を考えましょう。
プレゼン
議論が終わっても選考は終わりません。最後に面接官の前で自分達の考えをプレゼンする必要があります。
発表者に抜擢されやすい彼氏が、ポイントを3つまとめてみました!
1.「流れ」を知っておく
GDに流れがあったように、プレゼンにも大まかな流れがあります。
課題の設定→提案→理由→リスク→リスクの克服
結論を先に言うのはとても大切です。面接官に話の着地点を示すことで、プレゼン全体が理解しやすくなります。忘れがちなのがリスクとその対策です。いい面ばかり話していても、説得力のある提案にはなりません。その提案のデメリットとそれを克服する方法まで、しっかりと伝えましょう。
2.時間が足りない時は「漏れじゃないよ」と示す
我々はコンサルタントではありません。社会人ですらない、学生です。短い時間のディスカッションで完璧な結論を出すのは、正直不可能です。しかし、面接官が欲しいのは「完璧な結論」ではなく「完璧な理論」です。時間がなくて詰められなかったところや、具体的な話に落とせなかったところがあっても、「我々はここまでは考えました。」と堂々と話しましょう。そうすることで面接官は「この班に足りなかったのは能力ではなく時間なんだな」と感じてくれます。
3.発表者以外になっても、質疑応答で存在感を示す
GDの⑤で述べた通り、質疑応答はとても重要です。つまり面接官にアピールする絶好の機会になります。自分は課題を理解している・論理的に考えられることを示すために、聞かれたことに的確に答えることを心がけましょう。
まとめ
GDに強くなる一番の方法は、場数を踏むことです。まずは色んな会社にエントリーすることをオススメします。就職活動、頑張りましょう!