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【書評(というより感想)】あつあつを召し上がれ

 頑張って更新をしています。最近のお気に入りテレビは『大使夫人のおもてなし』。彼女です。

 今日は小川糸さんの『あつあつを召し上がれ』の書評(というより感想文)を残していきたいと思います。

 

この本を読んだきっかけ

 作者が好き。『食堂かたつむり』は10回くらい読んだ。

ほのぼのとした中にアツくなる話が入ってくるのがいいですよね。

ちなみに最寄りの図書館の特集ブースに置いてあったので読みました。(笑)

 

作者について

 小川 糸は、日本の小説家、作詞家、翻訳家。音楽制作ユニットFairlifeのメンバー。作詞家としてのペンネームは、春嵐。 山形県山形市出身。2008年から2012年までアミューズ所属。夫はFairlifeメンバーとしても共に活動する編曲家の水谷公生。

小川糸さんwikiより

作詞していたの知りませんでした。

食堂かたつむりでイタリアの文学賞、バンカレッラ賞を受賞なさっています。

 

本の内容ざっくり紹介

思い出の一皿を、人生に彩を添える一皿を召し上がれ。

人生の大事なシーンにはいつも食事がある。大切な思い出にも切ない思い出にも、食事の記憶はついてくる。

お腹空いてる時には読めないくらい食レポがうまいです。

食べ物にまつわる、人と人の繋がりの話。

 

心に残った話紹介

タイトルに反して一話目からきたなかき氷!

1番うるっと来たのは「さよならの松茸」。

全ての話がグッとくる重さ。

その中でもさよならの松茸は、美味しい描写に反して(あくまで受け入れられる範囲での)重さが良かった。幸せな時を思って、別々に歩み出す。

「こーちゃんのおみそ汁」でも不器用な家族関係が心に響く、とてもいい話でした。

 

感想

私の好みは食堂かたつむりですね。

今回は全体的に重たい話(生死が絡むもの)が多すぎて何ともすっきりしきれません…。

食事の描写がとてもうまく、お腹すきました。。。